『海皇紀』(川原正敏)

「海を知り 風を知り 宇宙を知る
それでオレ達は何処へでも行ける
その自由さえあればいい
故に・・・その自由を脅かすやつらとは 戦うのさ」
(海皇紀11巻)

海皇紀(1) (講談社コミックス 月刊少年マガジン 637)

スキーを初めてやったとき
重力で動くことに感動したが

エネルギー保存を考えれば
あれって結局リフトを動かす電力で動いてるようなもので
“自然”ではない

一方で帆船は完全に”自然”に動く

電力無しで風の力だけで海の彼方へ行けるなんて
ロマン

海皇紀はそんな帆船をめぐる漫画だ

向かい風に切りあがる
男の漫画