私が有川浩さんにはまるきっかけになった本がこれ
彼女(長い間”彼”だと思ってた)すごいです
ハズレがほとんどない
唯一『空の中』はそうでもなかったなってだけ
百発百中で面白い小説が書けるなんて
天才です
有川浩さんの作品は
設定や構図だけを見れば
他愛のない話でも
その他の部分で魅せてくる
例えば『植物図鑑』は
行き倒れていたイケメンを拾うという
くだらない妄想を軸に話が進むわけだが
その周囲で展開される
雑草との出会いの話が面白い!
いやいや
「雑草という名の草はない。すべての草には名前があります」
とのことだった
個人的には
ヨモギをめぐる話が面白かった
彼女の書く話は
徹底した取材と知識に裏打ちされている
それを想起して
感服させられる
いつか有川さんと会って喋ってみたい
絶対面白い