この表紙を見ただけで
テンション上がる
本を読みながら歩いて
電柱にぶつかったのは
この本が初めてでした
10歳から11歳の頃
私は真剣に
ホグワーツからの入学許可証を
待っていた
私が有川浩さんにはまるきっかけになった本がこれ
彼女(長い間”彼”だと思ってた)すごいです
ハズレがほとんどない
唯一『空の中』はそうでもなかったなってだけ
百発百中で面白い小説が書けるなんて
天才です
有川浩さんの作品は
設定や構図だけを見れば
他愛のない話でも
その他の部分で魅せてくる
例えば『植物図鑑』は
行き倒れていたイケメンを拾うという
くだらない妄想を軸に話が進むわけだが
その周囲で展開される
雑草との出会いの話が面白い!
いやいや
「雑草という名の草はない。すべての草には名前があります」
とのことだった
個人的には
ヨモギをめぐる話が面白かった
彼女の書く話は
徹底した取材と知識に裏打ちされている
それを想起して
感服させられる
いつか有川さんと会って喋ってみたい
絶対面白い